
測量士補に合格したとき、調査士事務所に入ってバイト時代を含めると4年目。
このころの仕事は、あいかわらず建物の案件ばかり。
区分のマンションや古い未登記建物の表題登記、合体、合併など建物に関する登記は何でもできるようになっていた。
土地の仕事は、建物の登記と一緒にする案件の地目変更や合筆登記はしていましたが、まだ測量をさせてもらえなかった。
建物を担当する人がいなくなると困るという理由だった。
事務所の経営方針だから仕方がないが、何かモヤモヤする。
違う事務所に転職すれば土地の測量をさせてもらえるかなって考え始めた。
同時に、せっかく測量士補の勉強で勉強癖がついたから調査士試験も受けようかなと思い始めていた。
調査士に合格した先輩から調査士試験は
「独学じゃ厳しい。」
「仕事しながらじゃしんどい。」
というふうに何度か耳にしたことがあった。
2か月ぐらい悩んだ末、
仕事を辞めて専門学校で勉強しよう。
そして調査士の資格を取ってから土地の測量をさせてくれる事務所へ転職しよう。
という結論になった。
次の日、所長に辞める旨を伝えた。でも
「調査士試験の勉強をするから辞めます。」
とは言えなかった。
測量士補の勉強をしていたとき先輩に、
「別に調査士になりたいわけじゃない。」
と言っていたので、今さら「調査士になりたい」と言うのが、何かかっこ悪いと思っていた。
だから
「若いうちに世界一周したいから辞めます。」
って言って辞めることになった。
引き継ぎや代わりの人を見つけるとかで、年末までいてほしいということになった。
辞めるまで、あと2か月ちょっと。
早く調査士の勉強をしたい。
今から始めないと次の試験に間に合わない。
焦りがでてきた。
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